フランスでは定番のお菓子、フラン・ナチュールのレッスンです。
ちょっぴりバスクチーズケーキを思わせるような表面。
チーズでは、ないんです。
カスタードクリームなんです。
パイ生地の中にカスタードを詰めて焼くと、ぷくーっと、ふくらんで、シワシワ〜っとしぼみます。
これが素朴で美味しいんですよね。
フランスのパン屋さんでも売られている、定番のお菓子です。
冷やしたものも美味しいし。
常温だとクリームパンのクリームのように、あったかいお味。
または焼きたての、熱いものも美味しいです。
ピンクのグラスに入ったものは、プラムで作ったゼリーです。
甘酸っぱいパンチのあるゼリーに、ホワイトチョコレートのアイスを添えて。
アイスも自家製です。
今回使った白いお皿は、いつものものより少し大きくて。
分類でいうと、サラダ皿になります。
21㎝のお皿です。
たくさんのせるときは、面積も広いこちらを使います。
これは、フランスのリモージュで、白い器で知られているアピルコのものです。
昔、天神北にあったダブルデイというインテリアショップで、カゴにガサガサーっと入れられていて、売り切りセールみたいになっていて、私がぜんぶ買って帰りました。
この長い方のお皿が、サンドイッチプレートで、先ほどのサラダ皿とおそろいです。
いつも使ってるのは、19〜20㎝のケーキ皿です。↓こちらです。
ここにふたつのせると、少しせまく感じるのです。
お皿の話で、長くなってしまいました。
さてさて、お菓子にもどります。
フランですが、こんな型で焼きます。
少し高さのある、上に広がった型。
マンケ型っていいます。
タルト型より、うんと深さがあります。
フランスでは、日本でいうところのデコ型(丸く真っ直ぐに立ち上がった型)が、このマンケ型にあたると思います。
いわゆるバタークリームのケーキなんかでも、このマンケ型で焼いて、クリームがぬられていました。
現代のケーキは、ありとあらゆる形に仕上げられるようになったなぁ、と感じます。